http://www.sh.xinhuanet.com/2010-12/22/content_21693568.htm
中国のPHS(小霊通)が2011年末までにサービスを完全に終了となるとの記事。
2010年11月末時点で全国の小霊通ユーザ数は3000万ユーザまで減っているとのこと。
2009年2月に政府の管轄部門から1880-1900MHzを使うTD-SCDMAに干渉する1900-1920MHzの無線周波数帯域を2011年末までに空けるように要求もあったと買いてある。
上海でのユーザ数は現在10万ユーザ。
上海のユーザの場合、現在、小霊通からは中国電信(以下、電信)CDMA2000回線契約への優遇移行があるそう。移行する各プランにより100-200元の電信の端末購入代金の補助が付くらしい。
ただし、上海電信(中国電信上海)のウェブ上には前述の優遇プランの記載は無く、さらに全国の小霊通ユーザのサービス停止による移行方法などはまだ正式発表されてないとある。
今、小霊通はどんな使っている人か?というのが有り、1つ目は中高年で通信ツールへの要求が低いグループ、2つ目は携帯を多数持っていて通信手段の1つとして持っている人、3つ目が上海以外から来ている出稼ぎアルバイト(維持費用が低いため)、となっている。
他には固定電話型小霊通端末を有線電話の代わりに使っている所があるんじゃないかな。電話線を引く工事費(数百元)がかからないから。
現時点では中国移動、聯通で使える固定電話型端末とプランも出ている(GSM、TD-SCDMA用はあるが、今の所WCDMA用は無い?)。同じく電信用CDMA2000で使える固定電話型端末とプランも。