Windows版gnucashでpostgreSQLを使うメモ(2018年1月)

Windows版gnucashでpostgreSQLを使うメモ。

・・・・でもあり、旧PC上からpostgreSQLとgnucashを使っていて、新PCにデータベースの内容を移行するメモでもあり。両方とも手順としてはあまり変わらない。

PCの移行に伴いgnucashのデータベースをpostgreSQLに切り替える。

・環境
Windows10 Home edition
Gnucash 2.6.19 git c1b5e6c+ build 2017-12-17 windows版
PostgreSQL 10.1 windows版

以下、旧PCで作業。
1.旧PCのgnucash起動してデータのバックアップ。
  ファイル→名前を付けて保存→データ形式はxmlにし、適切なファイル名で保存。
2.保存したxmlファイル(.gnucashファイル)を新PCの適切な場所にコピー。

以下、新PCで作業。
3.PostgreSQL Windows版をダウンロードしてインストール。
  インストール時に入力したパスワードを記録しておく。

4.gnucash Windows版をダウンロードしてインストール。
5.gnucash起動
6.ファイル→開く→ .gnucashファイルを開く
7.ファイル→名前を付けて保存→「データ形式」は postgres、
  「データベース接続」の初期状態だと gnucash
  ユーザ名は初期状態だと postgres
   パスワードは postgreSQLインストール時に入力したもの。

しばし待つ→完了。
データが無事にコピーできているか確認して作業終了。

ちなみに、昔のgnucashだと先にpostgreSQLに必要なデータベースを作ってから作業したような気もするが(気のせいかも。忘れました。)、1からpostgreSQLとgnucashを使う場合も今はgnucash側でDBMS上にデータベース(やテーブル)を自動作成してくれるっぽい。

PostgreSQLのデータベースをいじったりはpgAdmin等でもできます。GUIなので楽ちんです。

前はずっとMySQLを使っていたので、PostgreSQLはいまいちまだ慣れません。
以上、読むとわかりますが、DBを複数人で利用したりや外部に公開することを前提としていません。

私が書くまでもないですが、セキュリティ等を考慮しなければならないときは、ユーザ名やらアクセス権やら、セットワークの設定やらセキュリティやらなにやら各自適宜設定してください。

データベースの移行についても、本来は直接DBからエクスポートして、新しいDBにインポートしたりなんとかすれば・・というか、そもそもPCが変わっても移行しなおさなくてもいいように、サーバを立てて、そこで運用してしまえばいいんですが、データ増えすぎてSQLiteでは重くなってきてMySQLやらPostgreSQLやらに移行しただけの成り行き運用なので、パーソナルな使用では、そういう運用もあまり考慮していません。