上海の新型コロナによる都市封鎖も終わって1か月くらいたったので、久しぶりにタオバオから買ってみた。
4PXは選択できなくなって、まず、日本向けは「日本官方空运」(日本公式空運)という名前に変わった。
その他に変わった点があるか、チャットで公式転送のサポートに聞いてみた。
その結果を羅列。
1.荷物の個数制限は20個までになった(4PXの時は10個までだった)。
さらに20個と言っても4PXの時と違って、1つのお店で買ったものがまとめて1個の荷物扱いになってるような表示になったっぽい(試しに20個転送できるかいろいろ買ってみて荷物をまとめる時に気づいた)。
4PXの時は、1つの店で買った内容も色違いやらでも1個扱いだったので、より便利に。
転送用に梱包した荷物のサイズや重さの制限はあるけど(タオバオのヘルプ参照)、1回で転送できる個数が増えたのはうれしい。
前はサイズ違いの部品なんて小さいけど1個扱いになってたし。
4PXを使っていたアカウントだと新しい公式転送の方は「捷利集运仓」という表示が出てるので、たぶん「上海捷利货运有限公司」(Sjl Express、しゃんはい じえりー ふおゆん ようしえんごんすー)というところのサービスを使ってるっぽい。
他の人の情報も参考にすると、どうやら4PXも使わなくなったわけではないという話もあるので、その時その時でタオバオ側にとって料金面や配送で都合がよい運送業者に振り分けてるのかも。4PXだけの頃も日本国内の配送も佐川急便だったりヤマト運輸だったりその他、中小っぽいところだったりといろいろな会社経由で届きましたしね。
2.各国家が定める輸出入や輸送禁止品(禁運品)はその時々の制限により、前と変わらず。禁止品の内容はその時々で変わるが、中国からの転送で買う場合、中国が禁止してる羊毛とか動物の毛を使ったもの、毛皮やら植物やら燃えやすいものやら偽ブランド品や武器やら「政治的に敏感な言葉」(敏感词)を使ったものやら何やらは、転送倉庫での受け取り拒否や発送や輸出できないなど、ずっと変わらず制限があるものは避けた方がいいとのこと。
禁運品のリストはこちら。時々変わるので買う前に確認。
https://world.taobao.com/helper/knowledge.htm?kid=13440942
3.日本向けは空運のみだが、アメリカやカナダ向けは空運の他に海運もあるらしい。チャットでのやりとりでそんなことを言ってた。
その他、実際に使ってみた感じ。
4.集運を使いたい場合、タイトルに特定の有名ブランド名が入ってると、最初から購入自体ができなくなった。
現地のその辺の転送業者に送って転送する場合はこの限りではないだろうけど。
5.日本までの公式転送にも転送処理をしてから発送までの日数保証がついた。
以前は、こちらから言わないと、特に問題が発生してなくても10日くらい発送しないとかがたまーにあった。
日本官方集运时效升级通知
https://world.taobao.com/helper/knowledge.htm?spm=a312a.7762693.2015080302.5.qiP90Y&kid=1061051269
これをみると、(たぶん)2022年6月13日14時から有効になった保証で、集運の国際貨物転送料金を支払った時を起点にして、長くても日本の本州などは7営業日、沖縄と北海道は15営業日で届けてくれるっぽい。
これまでは本州で10日間かかっていたのが短縮した模様。
もちろん、都市封鎖など中国政府の政策次第では、停止される(書いてないけど必ずそうなる。国家定的)
タオバオのアプリの方だと、日本向け空運のサイズ制限や料金や保証が表示されたので、コピペ。
2022年7月9日時点で日本向けは
・最初の1kgまで68元(本日レートで1381円)、以降500g追加ごとに19元(386円)加算。
・転送する荷物の重さは1回あたり計25kgまで(各荷物の重さは転送倉庫到着時に実重量を計量)。
・サイズは1辺が120cmを超えない、3辺合計が160cmを超えない。
・日本本州は7日間(画像には10日間とあるが、上記のとおり7日間になったっぽい)。
この日数で届かない場合は30元分の物流紅包(たぶん、集運の転送送料に使える金券)をくれる。
・税関の税金等は代行した運送会社次第。
・荷物が15日以内で届かず、かつ、荷物の状態も追跡できない場合(紛失等)は、荷物の対価として最大2000元(4万620円くらい)と集運での転送送料を賠償。