タオバオに4PX以外の公式転送(菜鸟)が登場。

タイトルの通りで、タオバオの公式アプリをひさしぶりにインストールしていじってたら、いつの間にか4PXの集運(複数の荷物を1か所に集めて日本などに転送してくれるサービス)の他に「官方直送」(タオバオ公式直送)というサービスが登場してた。

いつからやってるんだろう・・・。使い方によっては便利そう。

発送方法の選択画面で、PCの他にスマホアプリからも集運の他に官方直送が選べるようになっており、CAINIAO(菜鸟)というアリババが持ってる運送サービスを使うっぽい。

直送といいつつ、一回、CAINIAOの倉庫に送ってそれを転送する仕組みになっているようだ。

CAINIAO自体は、中国の海外向け通販サイトのAliexpressでも実績があるサービス。Aliexpress上での荷物の追跡サービスでも使われている。

ただ、AliexpressでのCAINIAOを使って送ってくる場合、到着までの速度はそんなに早くなかったけど、タオバオの公式転送だとどうなんだろう・・?4PXは佐川やクロネコその他の宅配便サービスの国際ネットワークを使って送ってくるので、最短で転送倉庫から4日くらいで届くこともある。

重さの制限は4PXより厳しが4PXより安い料金体系に見える。2021年6月28日時点での価格では、最初の500g(0.5kg)あたり50元で、以降500g増えるごとに10元、重量制限は最大10kg、最大サイズはタテ+ヨコ+高さの3辺の合計が160cmcmを超えないもの(梱包した状態で)、となっている。

複数を送る場合は高くつくかもしれないが、1個だけほしい場合はお得な感じ。

この画面の注意書きには、「荷物の実際の重量制限とサイズ制限(梱包した状態)を確認してください、そうしないと転送倉庫で受け取り拒否されて貴方の荷物が転送できなくなるかもしれません。荷物が順調に転送されるように商品の購入前に阿里旺旺(アリババの公式チャットアプリ)で売り手、販売店に荷物の重さと体積を確認することをお勧めします、的なことが書いてある。

他には消費税や関税は含まれていないということと、織物製品などは高額の関税がかかるということも書いてある。まあ、ここには書いてないが、日本の場合は革靴などだと1足あたり無条件で4千円くらいかかるので、何にどのくらいの関税がかかるかは日本側の税関のサイトなどで事前に確認した方がいいだろう。これは4PXだろうがどこだろうが、日本の税関で開けられれば必ずかかる費用なので仕方ない。