ここ数か月~1年くらいで変わったと思われる部分をいくつかまとめて書きます。
私個人が経験したものなので、公式転送側の運用がその時その時で違うことが多々あると思いますが、そこは中国なので気にしないことです。
1.Prouter(酷悠悠)による転送サービスが終了して4PXだけになった。
タオバオ公式転送では、商品購入時に転送に使う運送会社として4PXかProuterを選択できましたが、Prouterが無くなったことで現状は4PXのみになりました。
また増えるかもしれませんが。
2018年3月22日付けのお知らせ。
酷悠悠下线通知
https://world.taobao.com/helper/knowledge.htm?spm=a312a.7762693.2015080302.23.E76jb2&kid=22029420
このお知らせが出た時点で既にサービスが終了と言うことで、急でした。
まあ中国だとよくあることなので気にしない気にしない。
Prouterの会社そのものがなくなったわけではなく、タオバオでの公式転送の請負から撤退ということみたいです。
ただ、相変わらず、転送に使える会社の一覧には載ったままです。
https://world.taobao.com/markets/all/2016_logistics?spm=a21wu.241046-jp.3982445802.dc2.2b56702dlSbKDo
情報が古いけど、面倒だから変えてないという感じでしょうか。
2.公式転送を使った場合の受け取り確認までの日数が20日間になった。
変わったのは2018年4月以降~6月初旬までの間のようです。
20日間になったことで、同時に複数の店で注文してスムーズに転送された場合、日本で実際に受け取るまでギリギリ間に合う場合もあるかと思います。
以前は9割方は間に合わなかったので少し進歩しました。
この間に中国にいる友達の住所に送ったものに関しては、前と変わってなかったように思います(うろ覚え)ので、海外転送を選択した場合は変更されるようになったのかなと推定。
3.制限や運用が厳しくなっている。
以前は他の用途に使う場合であれば、商品タイトルにおまけ的に「マスクとしても使える」的に書いてあっても転送OKだったのが、商品タイトルに上記のような「口に触れる」使い方ができることを示唆した記載がある場合は、禁運品になってしまうようです。
今は日本への転送は4PXのみになっていますが、4PXの場合に関して言うと商品のタグ等の実際がどうかではなく、商品タイトルや説明文などに字面で書いてあるかどうかという感じの運用になったようです。
(検査担当者によるので、いつものように必ずではないでしょうけど)
山で動物観察をする時に双眼鏡等にかぶせて使う予定で迷彩柄の160cmx45cmくらいの網目状の布を注文したところ「タイトルに書いてあるからダメ」と言われてしまいました。「ただの布だよ?」と、ちょっと食い下がってみましたがダメでした。
結局、知り合いに転送して日本に送ってもらいました。
字面での禁運品を回避するには、現状は発送してもらう時に、商品名をタイトルを手書きにしてもらったりして禁運品にかかるキーワードを外してもらうしかありませんが、どの言葉がひっかかるかは、いまいち明確でないのが困ります。この問題による公式転送利用の場合の利便性の低下が大きすぎる。
これは4PXが嫌がらせしてるとかでなく、中国側や日本側の税関など国からの通知が影響しているので、中国的に言えば「国家定的」(国が決めたこと)ということかと思いますし、4PXからすれば、中身がどんなものであれ転送した方が儲かるわけですから自ら何でも送れないようにするメリットというのは無いと思いますけど。
4.放棄を選んだ時に、荷物の取り出しができず全部放棄扱いになった。
「禁運品の荷物で間違って放棄を選んでしまった場合の訂正の作業メモ(2018年1月下旬)」
にも書きましたが、前は禁運品のみ放棄(or売り手に返送or中国の別の住所に転送)を選ぶと禁運品に当たる商品だけ取り除いて残りの問題がない商品は勝手に4PX経由で日本に転送してくれたのですが、システム上で一律?全部を放棄する扱いになったようです。
放棄時の話は2018年1月の話なので、その後は、またはその時々により、いつものことでまた変わってるかもしれません。
上の記事を書いた時点で禁運品のみの取り出し自体はできけど数日かかると言っていたので、可能ではあるようです。
4PXとのチャットでのやり取りで交渉するしかない感じです。
今のところ、気づいたのはこのくらいでしょうか。
また何かあれば追記します。