以下、あくまでも少量の商品を買う個人向けの内容で、かつ自分のメモとして書いているので、複雑な要素が絡む輸入業者の人は対象にしていません。
個人、企業を問わず、質問や問合せには答えません。
少し前まで中国の淘宝網(以下、淘宝orタオバオ)は日本からだと、知人に頼んで受け取って日本に転送してもらうか、タオバオの非公式の転送業者を使わないと購入できなかったが、しばらくぶりに見てみると、タオバオ公式で日本への転送ができるようになったとの広告バナーが出ており、さっそく利用してみました。
まだ、商品を受け取ってないうちに書いてしまっているが、実際に使ってみると、淘宝集運(以下、一部記述で「集運」と省略)は利用にはコツがいるサービスだなと思いました。
ただ、うまく使えば商品が安く手に入り、送料や手数料も今のところ安いので便利そうです。
日本のお店で買うようにボタンを押したら満足する品物が届くようなものではありません。中国や淘宝網をよく知ってる人向けです。
淘宝網などと同じくアリババが運営してる海外発送専門のECサイト「AliExpress」とも比較しています。
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ここから本題。
まず、今回利用したタオバオ公式の商品転送サービスですが、現状は「淘宝集運」(集運)と「淘宝直送」(直送)のサービスがあるようです。
「集運」は、淘宝網が配送先の国ごとに指定した中継および国際輸送業者から自分で業者を、タオバオでの商品購入時に指定選択しします。そして選択した業者の中国の倉庫に各店舗から送られてくる商品が一旦保管され(2016年9月10日時点は20日間まで保管料無料とのこと)、そこで開封されて重さを測り、1つの荷物にまとめて割引された国際運送料で日本まで送ってくれるサービスです。
「直送」は、まだ利用していませんが、説明を見る限りは商品1つごとに一旦、輸送業者の倉庫宛てに一旦送られて、そこから国際運送で運ばれる感じです。
直送についての推定ですが、普通にお店側が直接、国際郵便などで日本に送る方法との違いは、おそらくですが、無駄な梱包材や箱をより軽量、小型のものにしたりして重量やサイズを圧縮して送料を安くする工夫をしているのではないかと思います。
まだ利用したことがないのであくまで推定ですが、中国の国際運送業者が送料軽減のためによくやる方法です。
いずれもタオバオのお店側は中国の通常の国内宅配便を使って、中国国内に普通に送ってる感じなので、送った先で何が起きてるかは恐らく把握してないと思います。
梱包の仕方なども国際運送向けの厳重な梱包ではなく、当然、国際貨物向けのインボイスなどはつけてるはずもなく、普通に中国国内に送るように行っていると思います(インボイスをつけるとしたら、集運を担当している国際運送業者)。
ですから、この件ではタオバオに聞かないと店側は何も知らないと思います。
実際、タオバオ上の配送記録を見ると、中国国内に関しては圓通や申通など店側が契約してる宅配便を使っていました。
さて、実際の流れは以下の様な感じです。
今回は、初めてなので、淘宝網の別々の店から3つの商品を9月8日から9月10日の間に注文してみました。
海外転送サービスを使うのは初めてであり、使い勝手を知る利用テストの意味もあるので、店から発送されないとか在庫がないなどの集運を使う前のタオバオ利用上のトラブルも想定に含めつつ、比較的信頼性が高い天猫商城の店は使いませんでした。
※タオバオに慣れてない人は最低限、購入に関しては天猫商城のお店だけの利用にとどめておくことを“激烈に“オススメします(天猫のお店でさえ、トラブルゼロはあり得ませんが)。
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早速、タオバオのお店で商品を選んでポチってみると、購入した商品が集運の倉庫に届いて商品チェックが終わるまで、普通の中国国内物流よりプラス1日~2日くらいかかる印象です。
G20開催の影響による物流停滞は9月8日までとのことで、実際に大都市間の輸送までは普通に速かった(少し前よりまた速くなってる)ので、特に影響はなさそうでした。
荷物の流れを見ていると、単に中国で買う普通の買い物の輸送より中継場所が多く見えるのと、これに開封して商品チェックがあるので、時間がかかったのはそのせいかもしれません。
商品合計の重さは3つの商品合計で1.8kgでした。
運送会社に払う送料59元、アリババから取られる(日本など中国から見て)海外発行のクレジットカード利用料が1.77元で合計60.77元(1元=15.33元で約932円)。輸送が航空便なら格安の部類。
こんなに安いとは思わなかった。
料金がはっきりしないので300元~500元とか言われたら嫌だなと思いつつ利用したので、正直驚きました。
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以下、集運のメリットとデメリットをまとめて(乱文)見ました。
メリット:
・淘宝網、天猫、アリババなどの豊富かつ圧倒的な商品群から好きな商品を選べる。
同じくアリババが運営してる国外向けのタオバオのようなサービスであるAliExpressは商品の種類がタオバオよりも圧倒的に少なく、選択肢は少ないです。正直、不便だと思いつつも使っていました。
・商品価格は同じアリババの海外発送専用のECサイトであるAliExpressで買うよりかなり安く済む。
AliExpressは淘宝網の上で売っている商品から2倍~10倍前後の価格で売られていることも珍しくないためです。
今回、当方が購入した商品もAliExpressで買うと価格は2倍~2.5倍以上でしか見つからなかったです。
ただし、店側の立場に立って個人的な考えで言えば、店側からすれば海外発送でのリスクや英語を話せる人をかかえるコスト、手間などを考えると高くするのは妥当ではあるとは思います。
転送業者を使えばこれまでもタオバオ価格で安く輸入できましたが、手数料が高めだったり、中国のサイトで調べていても信頼性が低くてトラブルが多発しているようだったりと利用するメリットが感じられなかったです。
・日本などで発行されたクレジットカードでそのまま海外から買物できる。
AliExpressでも日本など海外発行のクレジットカードは使えますが、中国国内発行の銀聯カードを使わなくてもいいのは個人的に便利です。
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デメリット:
・取引はすべて中国語。
集運も直送も中国語がわからない人には正直、利用は厳しいです。何もトラブルがない運がいい人は別ですが、タオバオでトラブルに当たらないのは無理があります。
AliExpressのお店は基本的なやり取りはすべて英語であり、英語を話せる人の方が多いので、日本で基礎的な英語教育を受けている大多数の人ならば、その辺は淘宝集運を利用して買うより、少なくともお店とのコミュニケーション面でのハードルが下がると思います。
・受け取り確認(確認収貨)までの猶予期間が中国国内で買い物をする場合と同じ。
受け取り確認までの期日を「延期収貨」などで予め延ばしておかないと、中国国内での買い物とほぼ同じく猶予期間が10日間しかない(10日間経つと相手店舗に自動的にお金がいく)。これは改善される可能性がありますが、現状はそうでした。
そして受け取り確認の延長は、たぶん相手の店からは嫌がられます(資金回収の効率が悪いため)。
しかし、現状の10日間という受け取り確認までの時間は、集運を使って購入して中国の倉庫から日本までの海外輸送の時間を考えると、最もスムーズに発送から転送まで行かないと、ほぼ確実にタイムオーバーします。
天猫はまだしも、タオバオのお店はメッセンジャーでと言わせて「在庫がある」と言っても注文してから取り寄せ発注する店も多々あるので、実際の発送まで数日かかることがありますから、集運を利用するために例え同日に一斉に注文しても商品が集運の運送業者の倉庫に届くまではタイムラグがでます。
一方で、AliExpressは本当に受け取ってからConfirm(受け取り確認)をするまで相手のお店にはお金が渡らない仕組みであり、かつ海外発送が前提の取引で元から受け取り確認までの期間がかなり長く設定されているため、店側とわざわざ交渉せずとも標準設定で受け取り確認の時間が足りなくなることはまずないです。
この点はAliExpressの方が便利です。
今回はそれほど高い商品でもないので、集運で運送料を払った直後に受け取り確認をしてしまいました(問題があっても諦める方向)
。
・商品トラブルに合う確率は上がる。
商品の不良品やトラブルに合う確率は中国国内での取引を全く同じなので、天猫商城はまだしも、淘宝網の方で買った場合、店側が明らかに問題がある商品を送ってくることも(経験上)多々あります。
これを避けるには比較的信頼性が高い店(タオバオのシステム上の評価だけの話ではなく、自分や家族、友人知人などの利用実績がある店という意味)や企業ブランドのオフィシャルショップを集めた天猫商城で買うか、淘宝網の場合は自分や知人が何度も利用した実績があるなどのよほど信頼できる店で買うべきなのと、僅かな汚損などの問題が発生しても気にしない人向けかもしれません。
特に日本で転売するための業者の仕入れや転売目的で汚損が困るという場合は、中国に直に行って買い付ける方法以外は全くオススメしません。
機動的な返品や交換ができないためです。
さらには、陶器や精密機器など割れ物など途中の物流での輸送中に壊れやすいものは買わないのもトラブルを避けるコツだと思います。
以前より荷物の扱いは格段に丁寧にはなりましたが、中国国内と国際輸送という2重のハードルがあるので割れ物は避けるのが無難です。
この辺はAliExpressに出しているお店の方が海外発送のノウハウがあるので梱包などがまずくて破損する確率は下がると思われます。
今回は衣料品のみで、例えトラックで踏もうがそうそう壊れるものではないものを選んでいます。
・問題があった場合の返品が面倒。
相手のお店は中国国内の相手(淘宝集運の倉庫宛て)に送っているだけなので、商品に問題があって返品したい場合も、たいていの場合は店側との交渉はすべて中国語で行う必要が出てきます。
実際、発送前に送り先の住所の確認や店からの質問が手机淘宝(ケータイタオバオ)のメッセンジャー機能で届いて中国語でやり取りが発生しています。
中国での集運の倉庫に届いた時点で破損等問題がわかったとしても、やはり、やり取りは中国語であり、倉庫にある商品を自分で見てるわけでもないので、状況把握も難しく返品等の判断がかなり困難と思われます。
届いてからだとさらに困難が予想されます(国際輸送業者が壊したんだ、などの水掛け論)。
AliExpressの場合、英語でのやり取りにはなりますが、自分がこれまで使った事例では故障していたなどでの返品は非常にスムーズでしたので、この辺は難しい部分です。
一旦、中国の倉庫で預かるということで、「集運」でなく「直送」のサービスを使っても、間に中継業者を挟むので同様の問題が出る可能性があります。
つまり、商品に問題があった場合の責任の所在が店側、中継側で揉める可能性がかなり出てきます。
これは中国国内で淘宝網を使って買った場合もよくある話です。
ですから、中国に住んでいる時は商品が届くと、玄関先で宅配便業者を待たせて、配達員が見てる目の前で商品を開封して破損を確認していました。
これは店側からも宅配便会社からも要求されることであり、ここで日本的奥ゆかしさで遠慮して宅配の配達員を帰らせてしまうと、あとで破損がわかっても「うちは知らない」などで、ぼぼ確実に水掛け論になって交渉にすごく時間と手間がかかります(ただし、配達ノルマがある配達員個人は嫌がることもありますが、仕方ありません)。
・薬品や刃物類など禁止品リストに入っているものは集運を利用できない商品も多い。
集運を利用できない商品のカテゴリだと商品購入手続きを進めると出てくる発送方法で「集運」の選択肢が登場しません(試しに刃物を購入する手続きをしようとしてみて試しました)。
もし、店側や淘宝側のカテゴリ選択ミスや漏れなどで、集運が輸送の選択肢が出た場合も、中国の法律や国際輸送に制限がある商品の場合、購入して集運の倉庫宛に送っても受け取り拒否されて店側に返品されることがあるようです。
ですから、自分で絶えず変わる中国側と日本側の禁止品を把握しておく必要があります。自分で調べて自己責任で対応するから、商品が安く買えるわけです。
この辺は店が直に発送していて、海外発送のノウハウもあるAliExpressのお店だと問題が出にくいです(たぶん、国際運送の会社から直接、情報がもらえるのでしょう)。
その他、メモ。
・中国で使っていたアカウントを利用したためか、スマホアプリ(手机淘宝)からだと支払いでクレカなどが選択できないので、PC上から淘宝網にログインして支払い手続きが必要でした。
ただし、昔利用していた時のアカウントの信用度が使えたため、お店のこちらに対する対応もめちゃくちゃ丁寧でした。
・スマホアプリ(手机淘宝)から集運の状況を見ようとするとサーバがビジーでアクセスできないことがあった。
これもPCからブラウザでアクセスして見ると何も問題なし。スマホ用のサーバの能力か中国でのアクセス規制等に問題があるのかもしれません。
アプリでログインしてる状態だと、PCでもそのままユーザ名、パスワードを使わずに2次元バーコードを利用して簡単にログインできるので便利なんですが・・・。
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以下、参考画像(クリックorタップすると大きくなるはずです):
スマホアプリでなく、PCで支付宝(Alipay)での支払い手続きをするときに「海外其他地区版」を選ぶと、日本等の中国国外発行のクレジットカードが使えます(VISA/MASTER/JCB)。
支払い完了です。
お店からの送付先住所が集運で荷物を集める国際宅配会社の倉庫になっているのがわかります。
集運を利用する場合、利用した宅配会社4PX側の管理は住所に5文字のアルファベット等の文字列をつけて管理しているようです。
右側のオレンジ色の部分が配送状況により、表記が代わります。
水色の「集运」(集運) をクリックすると集運する商品の管理ができます。
初めての利用なのでよくわかっていませんが、おそらく先に倉庫に届いた急ぎの商品だけ先に運送料を払ってしまって、国際発送の手続きをすることも可能な感じです。
お店から発送された荷物が集運の倉庫に入って重さの計算など検品が終わると、「包裹入库」(荷物が倉庫に入庫)の表示に変わる。他の荷物が入庫する前に、一部だけ先に発送してしまうことも可能な感じ(ただし、送料は当然別々にかかってしまう)。
表記を見ると20日までは倉庫スペースを無料で利用できることと、1回で荷物をまとめる総重量が20kgまでとなっているのがわかる。
また、この倉庫に入った時点で荷物を販売店に返品(「退回卖家」)することも可能なようだ。
「等待买家合单」は購入者(私)が他に集運の倉庫に届く複数の荷物を、国際発送用にまとめる手続きをするのを待っているという感じの意味です。
ここで倉庫に届いた荷物のうち、どれとどれをまとめるかは自分で選べます。
別にこの段階でも、先に集運の倉庫に届いた商品だけ選んで送料を計算して支払い、一部だけを先に国際配送してもらうことも可能なようです。
または重量が1つあたりの規定重量(4PXの場合は20kg)をオーバーした場合なども別々に国際配送できるようになっているのでしょう。
一番重い、1.26kgの商品だけを選択した場合が49元で、残り2つの軽い商品を追加しても送料支払い(「运费结账」)は59元と軽いものの追加だったので3つ合計しても10元だけ増える感じでした。
他の軽いもの(200-300g)を単体で1個だけ送った場合は39元か49元か(うろ覚え)くらいで送れる感じです。
この1個の時点でも正直、自分で中国から航空小包で送るより安いです。
この集運の国際運送料の支払いも支付宝(Alipay)の画面で「海外其他地区版」ちゃんと中国国外発行のクレジットカードで支払えました。
発送されれば、あとは待つだけです。
→届きました(2016/9/15夕方)。
早いっ!
佐川急便が配達してくれました。
正直、こんなに早くくると思ってなかったので、かなり驚いた。日中間の流通革命か!。
中秋節の休み前に速攻で発送されたのが良かったのかも。
この大きな袋に以下の内容のタオバオで注文した3つがそのまんま入ってました。
衣料品で余計な梱包がいらないのもよかったのかな?
このくらい早く来るならまた使いたいが、あとは中国でありがちな、最初だけよくて、あとはサービス品質低下していくというありがちなことが起きないかどうか。品質が維持され続けるかどうかだけ。
上の袋に入っていた中身。
以下、集運の日本向け料金体系です。
日本官方物流价格及材积限制
https://world.taobao.com/helper/knowledge.htm?&kid=13464396
4PXともう1つの業者(Prouter)があり、もう1つの方は最初の1kgが3元高いが、80kgまでOKなので、重いものはそちらが安くなりそうな感じです。
アリババとの契約により契約業者は時々変わる可能性もあるので、この情報は2016年9月半ば時点のみ有効です。
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補足1:
淘宝集運が利用できるかできないかは商品の種類によるようです。
理由としては、淘宝網のヘルプには、現状は国際運送に航空貨物便のみを利用するため
航空機のセキュリティ上、確実に受け付けてもらえなさそうなものは最初からサービスを利用できないようになっているようです。
他にも中国国内や送付相手国で規制品や禁止品になっているもの(一例として、中国の管制刀具類や日本の銃刀法に関わる物、化学薬品等)はダメな模様です。
本当に直送、集運が使えるかどうか確実にしたい場合は、運送業者に直接、淘宝旺旺(淘宝網の専用メッセンジャー)で問い合わせるようにとあります。
「亲爱的会员,由于淘宝集运/直送都是以空运方式派送货物至海外,
受海关政策以及航空安全管制原因,部分商品由于禁运品或超材原因,无法通过空运派送,为了避免给您造成不便,淘宝系统针对这一类商品限制选择国际转运服务。
如果您实在想要购买这类商品,建议您先和卖家在旺旺上进行沟通,协商是否可以让卖家给您顺丰直邮到您的所在地,若卖家可以直接给您寄送,请选择【卖家直送】这种物流配送方式进行购买。如果卖家无法直邮商品到您的所在地,很抱歉,请您联系搜寻其他店铺尝试协商进行购买。」
余談ですが、航空貨物を利用してこの集運の運賃は個人で中国から日本に発送するよりも安いかもしれません。
今回の場合、集運の運賃は荷物の総重量が計1.8kgで59元でしたが、これを中国郵政の国際航空小包で個人が割引なしで送ると、2016年9月時点で最初の100gが14元、以降100gごとに9元ですから、1.8kgだと167元くらいかかる計算です。個人的にはかなり安いなと思いました。
(EMSで割引なしだとさらに高いです。この2~3倍以上)
ちなみに上海から東京都内に中国郵政の通常の国際航空小包で日本に送った場合、参考値として最短4日(これはめったにない)~10日前後です。SAL便だと14日程度。
EMSだと最短1日~3日前後。いずれも内陸部や中小都市から、日本の地方向けだとさらに1日~数日以上余計にかかります。
今回の集運だとどのくらいかかるかはわかりません。
過去に聞いたことがある中国での割引運送料を売りにしてる会社についての口コミから推測すると、個々の荷物を適時、飛行機に載せて個別に送るのではなく、 恐らく特定地域向けごとに準備してる各コンテナがいっぱいになるごとにコンテナ単位で特定国へ発送してるのではないかなと勝手に想像してます(素人なのであくまで勝手な想像です)。
コンテナごとに契約すれば単価はかなり下がるようですので(1コンテナの量は個人だととても送れないような量と金額ですが・・・)。
→トータル3日ほどで到着しました。超驚いた。中国から普通にEMSで送るくらいに速い。
補足2:
淘宝集運の国際輸送が始まってからの荷物の運送状況の確認は、「已买到的宝贝」から青色の「集运」アイコンか緑色の「直送」アイコンを押すとそれぞれの国際配送の状況が見られるページに遷移します。
その後、「国际物流订单」のタブで状況を確認できます。
この辺、自分でも少しわかりにくかったのでメモしておきます。
現状(2016年9月下旬時点)、日本側の通関が終わって佐川急便が荷物をピックアップしたあたりで「国际物流订单」→「物流订单详情」(集运、送货上门の上にあるリンク)で開いたページに載っている「物流配送单号」に記載の12桁の番号を佐川急便の荷物追跡サイトで入力すると、日本国内の荷物の動きを見れます。
4PXのサイトの方はあまり状況が更新されないので、日本側で通関が終わるまでは荷物の状況がよくわかりません。
補足3:
集運を利用する場合に限らない話ですが、タオバオで購入する場合、双11などのキャンペーン時期や春節前などネットショッピングで宅配便業者の倉庫が溢れるような皆が一斉に注文をする時期、春節など実質半月以上物流が止まるような長期休みの時期には買い物を避けたほうがいいです。
倉庫が溢れて臨時雇用の人なども動員されてサービスの質が著しく下がるため、荷物の紛失や破損が増えたり、汚損や遅延も増えます。
これは中国国内同士での購入、配送でも同じです。中国での取引はいろいろとこういうノウハウが必要になります。