Xiaomi MiBand 1S (小米手环 光感版)を買ってみた。(追記の嵐)

小米のMi Band 1S (小米手环 光感版)を買ってみた。

Mi Bandの外箱はタテヨコ高さ 9.6cm x 9.6cm x 3.1cmで非常に小さいです。
同梱物はMiband1s本体、充電ケーブル、バンド、マニュアルで非常にシンプル。
1S(光感版)なのでちゃんと光学式のハートレートモニター(心拍センサー)がついています。
これで現地価格99元、Aliexpresで送料込み約24米ドル。
MODEL. XMSH02HMという表示が本体横の隙間に見える。
TPE製バンドはこんな感じ。
金具部分はアルミ合金。
普段はこれにはめ込んで腕につけます。

付属マニュアルによるとスペックはこんな感じ。

名称: 小米手環(光感版)
型番: XMSH02HM
重さ: 5.5g (実測で5.1g、シリコンバンド込みで14.4gだった)
動作温度: -10度~50度
バンド全長: 225mm (調節可能範囲 157mm ~ 205mm)
バンドの素材:  TPE(熱可塑性エラストマー)
バンドの止め金具素材: アルミ合金
電池容量: 45mAh
電池種類: リチウムポリマー電池
同期方法: Bluetooth 4.0
防水等級: IP67
ハードウェア要求: Android4.4以上+Bluetooth4.0をサポートする小米携帯。iOS7.0以上およびiPhone4s/5/5c/5s/6/6 Plus。

保証: 中華人民共和国の三包規定により、小米から受け取り確認後 7日以内→無料で返品または交換。同8日~15日以内→無料交換または修理。同12か月以内→無料修理。

保証対象の故障は本体についてはマニュアルにある機能の故障、LED故障、振動機能の故障、指定の機器と同期できない故障、素材や構造に起因する外装破損。充電ケーブルについては、正常に充電できない場合と記載があります。

補足すると、この保証規定は今回のような中国国内版の場合は、中国で購入しないと保証は受けられないと思います。
通常、中国の家電、ICT製品は「発票」(中国の税務局が認定した公式領収書)が必要になりますから。
今後、出てくるであろう海外版はその販売国やサイトの規定によると思います。

バンドの素材のTPEはスマホの落下破損防止の滑りにくいケースなんかにも使われてるやつですね。

この製品はペアリングして使用できる機器は小米のスマホかiPhoneなどiOS搭載機となっていますが、当方はauのLGL22に公式アプリのMi Fitをインストールして認識、同期して今のところ使えています。

ちなみにMi Fitアプリの表示は英語のみです。

付属の紙のマニュアルは中国語のみです。
Mi Fitアプリ上には英語で簡単にLED表示の説明が出ますから中国語がわからない人でも使い方に困ることはないと思いますが、一応、紙マニュアルに記載の内容を簡単に訳したものを書いておきます。

Miband 1sには表面に3つのLEDが見えますが、以下その意味。

同期した後にアプリで設定した1日の目標歩数の、
・3分の1未満 → LED 1つ点灯。
・3分の1以上 → LED 1つ点灯、2つ目点滅。
・3分の2以上 → LED 2つ点灯、3つ目点滅。
・目標達成 → LED 3つ点灯。

USBケーブルと接続して充電中に、
・本体充電中 → LED1つ点滅。
・充電完了 → LED3つ点灯。 

他にスマホ上でMi Fitを使用して同期する時に、Miband 1Sとスマホ本体とのペアリング時にLEDが3つとも点灯します。

最初、充電中に試したところペアリングに失敗したので、本体が充電されたら単体でスマホと数cmから10cm程度の距離を保って近づけてやった方がうまく行くと思います。

まだ届いたばかりなので、不具合等があれば追記するかもしれません。

今回購入したのはAliexpressのお店です。
広東省深セン市福田区の華強北路にあるらしい賽格科技園(工業or企業団地的なもの)の住所から航空小包(トラッキングコード付き)で発送されてきました。

春節(今年は2月8日)前後の物流停止に巻き込まれるかなと思ったら、まだ期間中の12日に東京に到着して通関されたので、ギリギリ回避できた感じでしょうか。
それでも物流が立て込む旧正月年末に近かったので計20日くらいかかりました。

中国にいたときに自分で中国から日本に物を送った経験からだと、大陸沿岸部の大都市からの発送の場合、中国郵政の航空小包/郵便は最短で3日間、平均7日くらいで長くて14日間程度。

同、SAL便だと確か同7日~20日くらい、船便だとちょうど平均30日間くらい(船便は途中で検査にひっかかるとさらに10日くらいプラスとかあったような気が・・・船便は破損、汚損も多かった)。
EMSやFedex、DHLの高速な手段の場合は最短1日~長くて3日くらいだった。

EMSは2010年より少し前くらいだったか、業務効率が改善されて最短3日~5日くらいはかかっていたのが、北京や上海など沿岸部からなら最短1日で日本と中国を運ぶようになったと記憶している。
ここから考えると、今回の日数からすると中国郵政のSAL便くらいの到着速度の感じ。

余談ですが、日本から中国に送る場合は中国側の検閲や政治イベント近くや取り締まり強化キャンペン中など税関チェックが厳しい時期だと、もっと時間がかかっ たりFedex、DHL等の宅配便やら郵便のEMS以外の郵便だと航空郵便も含めて不達も結構ありました(家族等から送ったといわれるが届かない)。 中国→日本より、日本→中国の方がよく無くなる感じ。
さらに中国の税関職員の気分次第での没収もあります(罰金付き)。

 このお店の梱包は海外に送り慣れてる感じです。

最低水準でこのくらいグルグル巻きにしないと、中国の物流途中で生き残れません(壊れる)。

※※余談ですが、これから先、MiBandに限らないことですが、中国の商品は発売から時間が経てばたつほど高度な偽物(高仿、ガオファン)や詐欺リフォーム品(翻新、ファンシン・・・電池などはヘタッた古いままで、中古の外装だけコピー品やどこからか手に入れた正規品の外装を使って外側の見た目だけ新品にしたものや、外装と故障品などから一部部品を入れ替えたもの、外装だけ正規品で中身の基盤はコピー品等、中古品や偽物なのに本物の新品として売られる)・・・が登場してくると思うので、チュウゴクモノは発売してからできるだけ日をおかずに手にれるのが偽物をつかまされないコツかなと思います(経験上)。
一定程度時間が経ってから手に入れる場合は、多少、送料などが高くついても小米のオフィシャルサイトからリンクされてたり、天猫商城などの直営ネットショップなどから買うと確実かつ安全だと思います。こんな安いものでも偽物が出るのか?と思うかもしれませんが、儲かるならどんなに安かろうが偽物が出ます。※※

Mi Band 1Sの様々について。
2016/2/16追記:
・電池が45mAhなので充電完了までは速いです。30分程度?
今度、もう一度、注意してみてみます。

・振動モータが入っており、Mi Fitアプリで設定すると、着信時などに設定した秒数だけMi Band本体を振動させることができます。それほど強い振動ではないですが、腕に直につけてるとわかります。

ただ、バイブレーションを設定するとMi Bandの電池の持ちが当然すごく悪くなると思います。
あと、着信してから数秒して振動しだす感じなので、カバンの中にスマホを入れてる時以外はあまり実用的ではないかもしれません。
初期設定ではオフになっていました。

・バンドやアクセサリについて
替えのバンドは小米の公式でも売っていますが、Aliexpressやebayなどでサードパーティ製のMi Band用のカラーバリエーションがあるバンドや模様付きのバンド、皮バンド、あとはタオバオなどで見ると、ハートレートモニターが使えませんがペンダント型のシリコンや金属のネックレス型のアクセサリもあるようです。

バンドはつくりはこんなもんかなと思いますが、正直、繰り返しの取り外しに対する耐久性は微妙な感じがしますので、あらかじめ替えを買っておいてもいいかもしれません。
本体がどのくらい持つのかというアレはありますが・・・。

・当方、腕輪とか時計とか非常に苦手なので、いつまでつけられるかわかりませんが、着け心地は悪くないです。→つけてるうちに気にならなくなります。TPE製のバンド、なかなかいいです。

2016/2/17追記:
・睡眠は自動で検知できているようです。

・設定すればGoogle Fitにも自動で情報共有できます。

2016/2/19追記:
・Mi Fit 経由でMi Band1sのファームウェアのアップデートができるようになっています。
Mi Fit上でペアリングしたMi Band1s のファームウェアのバージョンが見れます。
ファームウェアは、心拍計とその他部分が分かれていて、この2日の間にどちらか片方だけアップデートされることがありました。

本日2016/2/19時点でのファームウェアバージョンは、
Frimware: 4.15.12.10
  HeartRate:  1.3.74.64
 になっています。

今のところMi Fitのアプリを開くと自動でアップデートが始まってしまうので、外にいるときにMi Fitを確認したりすると、携帯電話のデータ通信を使って、アップデートが始まってしまう場合があります。アップデートの回線を無線LAN接続時に限定する設定は今のところは無いようです。

スマホとMiBand 1s の間はBluetooth4.0(BLE対応端末で未確認)のようなので、数分かかることもあります。
その間、接続が切れないようにスマホとMi Band 1Sは通信できる適度な距離を保っておいた方がいいと思います。失敗した時の挙動は未確認です。

・電池の持ちは、3日ほど経った時点で83%。
この間、バイブレーション数回、心拍計数回利用しています。

・光学式ハートレートモニター(心拍計)は、常時稼働しているわけではなく、アプリ上で起動すると30秒以内くらいで計測が完了し、記録されます。
睡眠の質をより詳細に確認するために、アプリ上で設定すると睡眠が深い眠りになった時にハートレートモニターを起動して心拍を取る機能があります。ただし、電池の持ちが悪くなると注意書きがあります。

2016/2/23追記:
・てっきり、Mi Fitアプリでペアリングすると、Mi Band1Sをペアリングして使用しているisai LGL22のBluetooth設定の中の「ペアリング済みデバイス」の一覧にMi Band1Sも出ているのだろうと思って、今更ながら確認したところ、一覧には無かった。

どういうことかよくわかりません・・・が、そういえば、 Bluetoothってアプリ側で独自にドライバ使って外部ハードウェアとの通信もできるんだっけか・・・自転車用BluetoothサイコンのPanoBike(これもLGL22で認識、使用できている)もそういう仕組みだし、まあ動いてるしな・・・などと、設定そっとじ。

・Mi Band1Sの電池残量 71%。バイブレーションは使わず、ハートレート使用が1日1~3回程度だと、電池は1日あたりだいたい5%くらい減っていく感じ。

・他のアプリと連携してのMi Band1S上でのバイブレーション通知は、ペアリングしてるスマホにインストールされてるアプリ全部に設定できるわけではなく、 プリインストールされているアプリを除いた後から自分でインストールしたアプリに限定されてる雰囲気(ハングアウトとかが一覧に出ない)。プリインストールされてるものでも「おサイフケータイ」アプリとか一部は一覧に出てくるのがなぜなのか?は、よくわからない。
この線を引いた部分を訂正します。
Mi Fitアプリのヘルプがないので、使い方がわかっていなかっただけだった。
Notification でアプリを選択する一覧が出る画面で右上の ALL をタップすると、プリインストールアプリ以外のダウンロード済みのすべてのアプリが一覧で表示された。

プリインストールアプリも含めて、通知させたい場合、別途、Mi Fit用に出てる他のサードパーティ製非公式アプリを使うしかなさそうです。

・運動は今のところ、Walk(徒歩) と Run(ランニング) しか認識しない感じ。Mi Fit側の問題かMi Bandで取っているデータによるのかは不明だが、自転車での運動は認識しないっぽいです。

Google Fitはスマホのセンサを使ってかGPS情報からか、完ぺきではないにしても自転車の動きを認識してる模様で、Mi Fit側とだいたい同じ時間の行動記録を見ると、ちゃんと自転車に乗ってることになってました。しかし、お値段からすると、今のところ使い勝手はかなりいい感じであります。

2016/3/3
・充電後16日目、Mi Fit上の電池残量表示が12%になったので、PCのUSB端子から充電。
満充電まで2時間04分。充電中はほのかに暖かい気がする程度でほとんど発熱なし。

2016/3/11
・同期時にエラーが出て、何度も同期しようとするためか、電池が急速に減る現象を確認。原因不明。
一度、スマホとunpair して(ペアリングを切って)同期しなおして様子見。
Mi Fit上でログを見ると、ここ2日間ほど同期できてなかった模様。
再ペアリングすると、当日のデータも(取れてたのか不明だが)消えてる感じなので、同期時にMi Band1Sが初期化されるのかもしれない。

※この手の同期不良か動作不良でデータ取れてなかったりというのは、もう1つ別に持っている Jawbone UP Moveでも起きている(こちらで確認したのは睡眠時のデータ)。
内部の処理の仕組みがよくわかってないので、対策ができない。

無線は稼働してない電子レンジの外装の鉄板の上にスマホと一緒に載せて置いたりしても、金属の影響か同期できなかったり、環境の影響を受けたりするので、データ同期に関しては、(面倒だけども)金属やノイズが多い環境の場合は有線でもできるタイプの方が信頼性が高そうだなと思った。